夏休みに入りまして、今年は完全なプライベートな旅行でロシアを中心にフィンランドのヘルシンキまで足を伸ばしました。本当は往復共に特典航空券で行きたかったのですが、往路の8月8日出発の便が全く取れず、そして帰りはルフトハンザのA380に乗ってみたかったことから、往路は片道で購入し、復路はヨーロッパ発の東京往復という形の特典航空券を手配しました。(お正月に再度ヨーロッパへ出かける予定)
モスクワへの片道航空券を探していたのですが、直行便があるのはJALとアエロフロート。日程が短いこともあって直行便を最優先に探していたのですが、JALはご存じの通りに片道のディスカウントチケットはなく、アエロフロートは設定はあるものの片道15万円程度することから断念。色々調べているうちに、中国国際航空の北京経由が片道91000円(燃油サーチャージ・空港税込みで104970円)であることがわかりました。おまけに私の自宅からもそう遠くない羽田空港から出発可能で、乗り継ぎも悪くなく、直行便と比べても家を出る時間も2時間しか変わらなく、また到着時間も1時間遅い程度であることから中国国際航空を利用しました。
スケジュールは
中国国際航空(CA)184便 羽田8:30発 北京11:20着 フライト時間:3時間50分
中国国際航空(CA)909便 北京13:45発 モスクワ17:55着 フライト時間:8時間10分
でした。
最初の羽田から北京までのフライトはA320(写真)でしたが、予想以上にヨーロッパ人が搭乗しており、北京到着後そのままロンドンやパリなどへ乗り継ぐ感じでした。お盆のスタートということもあって中国人によりも日本人やヨーロッパ人の搭乗が多かったように感じます。そして北京に到着。他の空港での国際線乗り継ぎと少し異なり、中国では入国はしないものの、専用の審査上でパスポートにスタンプを押してもらいます。私も中国には何度も入国してますが、いつもと形の異なったスタンプが押されました。
そして無事に乗り継ぎ手続きが終わり(搭乗券は羽田でスルーチェックイン済み)、スター アライアンス・ゴールドのメンバーであることから、中国国際航空のラウンジで出発までの時間を過ごしました。点心や麺類などもあって、2008年の北京空港新ターミナルオープン以降初めての利用でしたが、そこで昼食も済ませることができました(写真)。そして、モスクワ行きの便に搭乗。こちらはボーイング777型機で、エコノミークラスは2-5-2の座席配列。私は二人がけの通路側でしたが、座席は古いものの、シートピッチはまずまずでした。そして約8時間のフライトを経てモスクワに着陸しました。
ニュースでも報道されている通り、モスクワは森林火災の影響で煙がモスクワ市内にも漂っており、シェレメチボ空港着陸時もぎりぎりまで視界は全く見えないまま着陸しました。そのような状況であったことから着陸した瞬間に機内では拍手が起こりました。入国審査を終えて、空港から迎えの車に乗ってホテルに移動しましたが(最初の写真)、モスクワ市民が外出を控えているようで、通常の半分以下の時間(普段は慢性的な渋滞があるとのこと)でホテルに入ることができました。