イグアスの滝に行ってきました(アルゼンチン側)

ブラジルでのイベント取材の関係で現在、サンパウロに来ております。ただ現地での仕事の予定より2日間早く日本を出発して、アルゼンチンのブエノスアイレスとアルゼンチンとブラジルの国境近くにある世界三大滝の1つである「イグアスの滝」にも足を伸ばしてきました。

ブエノスアイレスまでは、成田(LX:スイス インターナショナル エアラインズ)チューリッヒ(LX)サンパウロ(TAM航空)ブエノスアイレス

イグアスの滝は、アルゼンチン側・ブラジル側の両方から眺めることができますが、今回はブエノスアイレスからアルゼンチン航空(写真左)のフライトでアルゼンチン側のプエルト・イグアスの空港(写真右)に入り(ブエノスアイレスから約2時間のフライト)、まずはアルゼンチン側の滝から見学し、その後国境を越えてブラジルに入国し、ブラジル側のフォス・ド・イグアスからも滝を見学し、フォス・ド・イグアスの国立公園内にある唯一のホテルであるホテル・ダス・カタラタスに宿泊して、今朝、ブラジル側のフォス・ド・イグアス空港からブラジル国内線でサンパウロに入りました。
飛行機イグアス空港(アルゼンチン)
ブエノスアイレスについては後日、改めて取り上げたいと思ってますが、今回はまずアルゼンチン側から見たイグアスの滝について写真と共に紹介します。

イグアスの滝は、1984年にアルゼンチン側の世界遺産に、1986年にはブラジル側の世界遺産に登録されており、カナダとアメリカの国境にある「ナイアガラの滝」、ジンバブエにある「ヴィクトリアフォールズ」と共に世界三大滝の1つです。滝の横幅が世界一で2700メートルにも及ぶそうです。

空港到着後、まずはアルゼンチン側で最大の「イグアスの滝」鑑賞ポイントである「悪魔ののどぶえ」へ。「悪魔ののどぶえ」へは、ビジターセンター(写真)から鉄道に乗車し(写真)、更に下車してから片道1.1キロある展望橋(写真)を渡ると、もの凄い音と共に目の前に、最大落差80メートルのイグアスの滝が眼下に広がります(写真4枚)。特に最近は大雨で、先週金曜日までも2週間にわたり水量が多いことから「悪魔ののどぶえ」への立ち入りが制限されていたこともあり、ガイドの方に伺うといつも以上に見応えのある滝の光景(水量は通常の4倍近いそうです)ということでしたが、あまりの滝の勢いにこちらも圧倒されてしまいました。

ビジターセンター(アルゼンチン)マップ
列車悪魔ののどぶえ
イグアスの滝2イグアスの滝1
イグアスの滝3イグアスの滝4

その後、イグアス川の滝の下流でのスピードボード(写真)でのクルーズに参加し、滝のすぐ横までボートは走り抜けましたが、ジェットコースター並みのスピードで、滝の近くに達した際には、滝からのしぶきによって全身びしょ濡れになるなど(写真)、自然の力強さを体で身をもって体感することができました。遊園地の絶叫マシーンに乗っているような感覚で最高の思い出になりました。

ボート乗り場ボート
ボート乗船中2ボート乗船中

中国国際航空で羽田→北京→モスクワ

夏休みに入りまして、今年は完全なプライベートな旅行でロシアを中心にフィンランドのヘルシンキまで足を伸ばしました。本当は往復共に特典航空券で行きたかったのですが、往路の8月8日出発の便が全く取れず、そして帰りはルフトハンザのA380に乗ってみたかったことから、往路は片道で購入し、復路はヨーロッパ発の東京往復という形の特典航空券を手配しました。(お正月に再度ヨーロッパへ出かける予定)

モスクワへの片道航空券を探していたのですが、直行便があるのはJALとアエロフロート。日程が短いこともあって直行便を最優先に探していたのですが、JALはご存じの通りに片道のディスカウントチケットはなく、アエロフロートは設定はあるものの片道15万円程度することから断念。色々調べているうちに、中国国際航空の北京経由が片道91000円(燃油サーチャージ・空港税込みで104970円)であることがわかりました。おまけに私の自宅からもそう遠くない羽田空港から出発可能で、乗り継ぎも悪くなく、直行便と比べても家を出る時間も2時間しか変わらなく、また到着時間も1時間遅い程度であることから中国国際航空を利用しました。

スケジュールは
中国国際航空(CA)184便 羽田8:30発 北京11:20着 フライト時間:3時間50分
中国国際航空(CA)909便 北京13:45発 モスクワ17:55着 フライト時間:8時間10分
でした。

最初の羽田から北京までのフライトはA320(写真)でしたが、予想以上にヨーロッパ人が搭乗しており、北京到着後そのままロンドンやパリなどへ乗り継ぐ感じでした。お盆のスタートということもあって中国人によりも日本人やヨーロッパ人の搭乗が多かったように感じます。そして北京に到着。他の空港での国際線乗り継ぎと少し異なり、中国では入国はしないものの、専用の審査上でパスポートにスタンプを押してもらいます。私も中国には何度も入国してますが、いつもと形の異なったスタンプが押されました。

そして無事に乗り継ぎ手続きが終わり(搭乗券は羽田でスルーチェックイン済み)、スター アライアンス・ゴールドのメンバーであることから、中国国際航空のラウンジで出発までの時間を過ごしました。点心や麺類などもあって、2008年の北京空港新ターミナルオープン以降初めての利用でしたが、そこで昼食も済ませることができました(写真)。そして、モスクワ行きの便に搭乗。こちらはボーイング777型機で、エコノミークラスは2-5-2の座席配列。私は二人がけの通路側でしたが、座席は古いものの、シートピッチはまずまずでした。そして約8時間のフライトを経てモスクワに着陸しました。

ニュースでも報道されている通り、モスクワは森林火災の影響で煙がモスクワ市内にも漂っており、シェレメチボ空港着陸時もぎりぎりまで視界は全く見えないまま着陸しました。そのような状況であったことから着陸した瞬間に機内では拍手が起こりました。入国審査を終えて、空港から迎えの車に乗ってホテルに移動しましたが(最初の写真)、モスクワ市民が外出を控えているようで、通常の半分以下の時間(普段は慢性的な渋滞があるとのこと)でホテルに入ることができました。

ライアンエアー、徹底したコストカットを実際に乗ってみて実感

8、12月22日(木)に出発して、LCC(ライアンエアー)の調査、そして以前から行ってみたかったフィレンツェのアウトレットモールを目的に、強行日程ではありましたが2泊4日で行ってきました。これから成田へ向けてNH202便で帰国するところです。

今回のメインはライアンエアーでしたが、拠点となるロンドン郊外のスタンステッド空港からイタリアのボローニャまでの区間で搭乗しました。今回はチケットをギリギリに購入したこともあり片道120ポンド(約1万5000円)かかってしまいました。

さて朝6時半発の便ということで、前日はスタンステッド空港に隣接する「ラディソンブルーホテル」に宿泊していたので、朝5時過ぎにホテルからターミナルのチェックインエリアに移動しました。朝5時過ぎでも早朝便を利用する沢山の人で空港はかなり混雑しておりました。

ライアンエアーは、最近になり、事前に搭乗券をA4の紙にプリントアウト(2週間前から便出発4時間前まで)しないと、空港で40ポンドの手数料が徴収されるルールになってから、ほとんどの人が自宅などでプリントアウトしており、ゲートではほぼ全ての人がA4サイズに印刷した搭乗券で搭乗しておりました。また、5ポンドの追加料金で優先搭乗が可能ですが、利用している人は1割弱といった感じでした。それ以上に手荷物を預ける場合、1個につき20ポンド(約2500円)が徴収されるなど、荷物があるとあまり大手航空会社と変わらない価格になってしまいます。ヨーロッパ人は乗り慣れており、短期間の旅行や出張の人は持ち込み可能な10キロ以下のキャリーバックで乗ってました。今回、そのあおりを受けてしまいました。というのも、キャリーバックは預けてあり、ボストンバックを機内に持ち込み、優先搭乗で座席の上に乗せてあったのですが、客室乗務員から後になって座席前の足下に入れて欲しいと言われました。大手航空会社はもちろん、これまで乗ったLCCでもなかった経験です。つまりヨーロッパ人の多くが持つキャリーバックが乗らないことから、ハードケースでないボストンバックは座席下に入るから、そうしなさいといった感じです。お陰でより狭くなってしまいましたが、ライアンエアーは思っていたよりは座席の前後間隔は狭くなかったです。

そして機内でも効率的だと思ったのが、シートポケットがなく、安全のしおりも、座席のテーブル上にしっかりとした説明が書いてありました。またLCCでは当たり前の機内販売メニュー、更に機内誌も出発準備が完了後に希望する人だけに配布して、着陸前に回収しているなど、掃除の手間や到着時の折り返し短縮に繋がることだと実感しました。いくつかのLCCに乗ってますが、さすがヨーロッパNO1のLCCであることをいろいろな意味で実感しました。
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2013年、鳥海高太朗の航空業界・旅行業界の2013年注目ベスト5

新年あけましておめでとうございます。2013年はブログの更新頻度も増やしていければと思っております。本年も何卒よろしくお願いします。新年最初のブログ更新ということで、私、鳥海高太朗が注目する航空業界・旅行業界の2013年の注目ということでランキング形式でまとめてみました。

■2013年注目第1位
「石垣島に新空港開港、本島も含め、沖縄ブームが到来か」

2013年3月7日(木)に念願の新石垣空港が開港します。現在、羽田から石垣まで日本トランスオーシャン航空(JTA)が直行便を運航してますが、羽田発はノンストップ便での運航であるのに対し、石垣発は現在の石垣空港の滑走が短く、ボーイング737型機が満タンの燃料を積むと離陸できないことから、宮古島に一旦着陸してから給油を行い、羽田に向かう状況になっております。今回の新空港オープンにより、滑走路が2000メートルとなり、満タンでの離発着も可能となり、中型機であるボーイング767型機の発着も可能となります。今後、夏休みの観光シーズンに向け、羽田などからの直行便が増えることも予想されますが、既にスカイマークが4月20日(土)より、那覇=石垣線を1日3往復で運航することを発表しました。現在、本州及び那覇からは日本トランスオーシャン航空(JTA)とANAの2社が乗り入れ、スカイマークが4月に就航することになりますが、今後、国内LCC3社(ピーチ、エアアジア・ジャパン、ジェットスター・ジャパン)や中国・台湾・韓国などの東アジアの航空会社の乗り入れも十分に考えられます。

石垣島からは、船に乗って、竹富島・西表島・小浜島などの素敵な島も沢山あり、これまでは遠かったり、航空運賃が高い、長い休みがないと出かけられないなどといったケースが多かったのですが、新空港の開港により、東京から直行で出かけることも可能になり、更に沖縄本島からもスカイマークの就航などにより運賃が下がることが予想されていることから気軽に訪れることができそうです。沖縄の玄関口である那覇空港には昨年LCC専用ターミナルがオープンし、既に国内LCC3社全てが乗り入れ、今年は便数も増えるだろうと予想されていることから、沖縄本島・石垣島を中心とした沖縄ブームが到来するのではないかと思い、私自身の最初の旅行先も沖縄にしました。

石垣空港課 沖縄県ホームページ内:http://www.pref.okinawa.jp/shin-ishigaki/

石垣ホテル1石垣ホテル2石垣牛石垣
写真は左上から最初の2枚がANAインターコンチネンタル石垣リゾート、その後は石垣牛のステーキ、船から見る竹富島

■2013年注目第2位
「海外用携帯無線WiFiルーターのレンタルが加速。海外でも気軽に通信」

海外へ出かけることが多い私ではありますが、昨年からは旅の必需品となったのが、海外で使える「携帯無線WiFi」のレンタルサービス。日本国内のデータ通信ではイーモバイルが最も力を入れており、ドコモやソフトバンク、auなども行っている携帯電話の電波を専用の無線WiFiルーターの機械を介して無線LANの電波に変換することで、ノートパソコンはもちろん、iPad、iPhone、更にはiPad touch、各種ダブレットPCやスマートフォンで通信ができ、昨年は日本でもようやくiPhoneのデザリングが解禁されるなど、国内でも利用が増えているサービスですが、国内携帯で海外で通信する場合には海外ローミングサービスとして1日1980円程度のパケット代が1台毎にかかり、日程が長い海外ではかなりの金額になってしまいますが、海外用携帯無線WiFiルーターのレンタルサービスでは、最大手で私自身も頻繁に使っている「グローバルデータ(エクスコムグローバル株式会社)」(http://www.globaldata.jp/)が1日680円(国によって異なるがアメリカやイギリス、イタリアなどでも1日980円)からレンタル出来るなど、日本の携帯電話会社のローミングの半分以下であり、更に5台までの同時接続ができるので、1台を借りることで同行者5人までが同時に使うことができるので、レンタル料金を同行者で割れば、かなり割安に利用することができます。

昨年12月にフロリダ・オーランドのディズニーワールドを訪れた時には、教え子5人と合流して一緒に行動してましたが、5人+私の合計6人で1台のWiFiルータを使ってましたが、先に接続した5人が使い、使い終わった一人で接続をOFFにすることで最後の一人が使うといった使い方になってました(笑)。アメリカではLTE(4G)タイプのWiFIルータのレンタルも登場しており、これを借りる場合には、ホテルの有料のインターネット接続サービスを使う必要がないくらい速いです(10メガ近いスピード)。また昨年5月のラジオでのマカオロケでもスタッフの皆様と一緒に共有して使ってました。

私自身は一昨年から使い始め、今では必ず持参しており、先日もニューヨークのロックフェラーセンターのクリスマスツリーの前からツイッターで実況中継ができました。またいつでも現地の情報を調べられますし、地図アプリを使って現在地を確認することも可能になります。一昨年の夏にテレビ東京のニュースに出演する際にも海外への便利グッズとして紹介したところ反響が凄くありましたが、一度使った人のリピーターが多いとのことで、まだ利用したことのない方は是非使ってみてください。もちろん事前予約をすることを強くおすすめしますが、空きがあれば、出発当日に成田・羽田・関空などでのレンタルも可能とのことです。2013年は利用者がもっと増えるだろうと予測すると共に、旅のスタイルが大きく変わる意味でも2位にランキングしました。

グローバルデータ:http://www.globaldata.jp/

オーランド2オーランド1ニューヨークマカオ
写真は左上から1枚目と2枚目はフロリダ・オーランドで教え子と共に海外用携帯無線WiFiルーターを使っている様子、ニューヨークのロックフェラーセンターのクリスマスツリー、最後はマカオ出発時のWiFiルーター

■2013年注目第3位
「国内LCC2年目の展望」

昨年は国内LCC元年で、3月に関西空港を拠点とする「ピーチ・アビエーション」、7月に成田空港を拠点とする「ジェットスター・ジャパン」、8月には同じく成田空港を拠点とする「エアアジア・ジャパン」の3社が相次いで就航し、新しい移動手段として少しずつではありますが、定着しつつあります。就航当初に比べると欠航や遅れは減少しましたが、まだまだ昨年は、安定感に欠ける部分があったことは事実です。2013年はLCC各社、保有機も増え、便数も増加傾向になり、エアアジア・ジャパンは名古屋への就航、ジェットスター・ジャパンは遅れてはおりますが関空も成田と共に拠点空港に、更には第1位でも取り上げた那覇を拠点にした動きも活発化されてくると思います。また台北・香港・ソウル・釜山などの東アジアへの路線も増えてくると共に、スクートや韓国・中国・台湾などのLCCの参入も増加してくると予想されます。

昨年末にピーチの記者懇談会でピーチの井上慎一CEOとお話した際、またジェットスター・ジャパンの鈴木みゆきCEOとお話した際にも話題になりましたが、飛行機が増えることで、パイロット・整備士の確保という点も重要になってくるというお話がありました。諸外国から見ても日本の安全基準は厳しいものであり、安全に対しては最重要に考えていると共に、LCC各社は一度大きな事故を起こしたらLCCは生き残れないということを常に念頭に入れているということをよく聞きます。

LCCの就航により数千円で国内移動をすることが可能になり、まさに高速バス感覚で飛行機に乗れるようになり、私自身も就航してから10数回利用しています。名古屋へ新幹線で出かけるよりも安く実際に移動できています。あとは利用したい時間帯に便があれば、もっと利用する機会が増えると思います。LCCの就航により、東京駅から京成バスと平和交通の2社が格安バスの運行を開始し、900円~1000円の低価格での利用が可能になり、また6時台・7時台の利用者を中心に成田空港周辺ホテルの前泊利用(シングル3000円~4000円程度)が増えたこともLCC就航による効果かと思います。

LCCが就航して、今回の年末年始や昨年の夏休みなどでも見られた光景の中で、帰省や家族での国内旅行など、これまで大手航空会社や新幹線、高速バスなどの既存交通機関で移動していたのをLCCにシフトすることでコストを抑えるといった利用者を中心に満席便が多かった反面、11月・12月の閑散期には運賃が安くても搭乗率が伸び悩んだ点においては、新規の旅行需要の掘り起こしという点において、まだまだ掘り起こせていないと思います。そういった点も含め、航空・旅行アナリストとして私自身、取り組んでいきたいと思っています。

ピーチ:http://www.flypeach.com/jp/
エアアジア・ジャパン:http://www.airasia.com
ジェットスター・ジャパン:http://www.jetstar.com

ピーチエアアジアジェットスター沖縄LCC
写真は、左上からピーチ、エアアジア・ジャパン、ジェットスター、沖縄のLCCターミナル行きバス乗り場

■2013年注目第4位
「機内インターネットサービスが続々開始」

今年、秘かに注目しているのが機内でのインターネット接続サービス。アメリカの国内線の多くでサービスが開始されており、私も何度かアメリカ国内線の機内からブログやツイッターなどで発信をしてますが、JALが昨年に一部路線でサービスを開始し、現在では成田=ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ジャカルタの各路線で利用可能となっています。ANAでも今年の夏頃を目処に、ボーイング777-300ERならびに767-300ERで運航するANA国際線機内においてインターネットが利用できるようになる予定です。また、ドイツのルフトハンザではA380ではまだサービス開始になってませんが、多くの長距離路線で利用可能となっている他、ユナイテッド航空でも今年度中に多くの長距離フライトで機内インターネットサービスが開始されます。長距離フライトでの相場は、フライト中全て利用できるプランで2000円~2500円が相場になります。高級ホテルでの客室インターネットサービスの料金に近いような気がします。

これは個人的な考えになりますが、携帯電話は機内で使えなくても構わないのですが、機内でメールの送受信やウェブの閲覧などができるのはとってもありがたいです。アメリカの国内線の機内では、メールの送受信や目的地の美味しいお店の情報などを調べたりするのに大変重宝します。また時間もあるので、ゆっくりウェブで情報収集する時間も取れるのもありがたいです。皆様はどのように思いますでしょうか?国内線の短時間フライトで片道500円くらいで使えるのであれば、いつもは使わないとしても、時間がない時だけでも使えるといいと思ってます。

ANA:http://www.ana.co.jp/pr/12_0406/12-ana-onair0625.html
JAL:http://www.jal.co.jp/inflight/inter/sky_wifi/
ルフトハンザ:http://www.lufthansa.com/online/portal/lh/jp/info_and_services/on_board?nodeid=3109377&l=ja

接続成功プラン機内インターネットUA
写真はアメリカ国内線での機内インターネットの様子

■2013年注目第5位
「サンノゼ・サンディエゴなどカリフォルニアへのネットワークが拡大」

ボーイング787が2011年にANAで初就航し、これまでボーイング777型機では需要が見込めない中長距離路線を中心に、ANAやJALで新規就航を果たし、ANAでは昨年にシアトル線、そして1月11日(金)にはサンノゼ線が就航します。またJALも昨年にボストン線とサンディエゴ線をボーイング787型機で就航しましたが、特にアメリカ西海岸への就航が目立ち、ANAとJALのネットワークを見ても、ANAはロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、JALはロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴへの就航となり、シアトル以外は全てカリフォルニア州で、同じ州に日本から4都市への直行便が就航することになります。

ANAセールスのツアーで個人的に気になっているのが、「ANAサンノゼ就航記念 ANA×Winart カリフォルニアワインツアー5日間」。サンノゼ空港に到着し、その後、カリフォルニアワインの中心であるナパバレーを巡りながら料理と共にワインを楽しめるツアーになっています。https://www.ana.co.jp/inttour/area/america/west/13a_001/

アメリカでは入国審査に時間がかかる空港も多く、特にロサンゼルスやサンフランシスコなどでは空いている時もありますが、アジア各地からの到着便が重なるとかなり入国審査を長時間待つケースもありますが、今回新規就航のANAではシアトルとサンノゼ、JALではサンディエゴは国際線自体の便数が少ないことから、入国審査の待ち時間も少ないと予想されます。新規路線も就航し、温暖なカリフォルニアへ行きやすくなる2013年です。ちなみにカリフォルニアへ行くのに最近最も安いのは、週3往復のみの運航になりますが、マレーシア航空の成田=ロサンゼルス線かと思います。

ANAサンノゼ線:https://www.ana.co.jp/int/airinfo/promotion/sanjose_line/
ANAセールス「ANAサンノゼ就航記念 ANA×Winart カリフォルニアワインツアー5日間」:https://www.ana.co.jp/inttour/area/america/west/13a_001/
JALサンノゼ線キャンペーン:http://www.jal.co.jp/tabi/campaign/america/san/01/

LAXカリフォルニアビバリーヒルズシアトル
写真は左上からロサンゼルス空港、アナハイムのディズニーランド、ロデオドライブ、シアトルのセーフィコフィールド

■2013年その他の注目
その他にも東海道・山陽新幹線のN700Aのデビュー、東北新幹線「はやぶさ」のスピードアップ、秋田新幹線「スーパーこまち」のデビュー、羽田空港の発着枠拡大、東京ディズニーランド開業30周年、また伊勢神宮では20年に一度行われる「式年遷宮」が行われるなど、イベントが目白押しです。

松井秀喜さん、引退セレモニーと国民栄誉賞授与に寄せて

茂雄氏と松井秀喜氏に2013年5月5日国民栄誉賞が授与されましたが、松井秀喜さんには本当に感動を沢山貰いました。チケットが買えなかったので、昨日はテレビで観ていました。松井秀喜さんは、私の母と同じ石川県の出身で、ジャイアンツファンということもあり、ジャイアンツに入団してからずっと東京ドームで応援してきました。そしてニューヨーク・ヤンキースに移籍してからは、2003年9月、2006年9月、2008年5月、2009年8月の4回をヤンキースタジアムで、2010年4月はロサンゼルス・エンゼルスの本拠地であるアナハイムのエンジェルスタジアムで、そして最後に、オークランド・アスレティックスに移籍した2011年9月にシアトルのセーフィコ・フィールドでのマリナーズ戦を生で観戦することができました。ヤンキース時代は、1度の旅行で2試合は観戦していたので、10試合近くを生で観戦できて幸せでした。特に忘れもしないのが、2008年5月4日のニューヨーク・ヤンキース対シアトル・マリナーズ戦。この試合は、ヤンキースの松井選手、マリナーズのイチロー選手、城島選手が全員スタメンという豪華な試合でした。松井選手の観戦で1度ですが、2006年9月14日のデビルレイズ戦でのホームランを生で観ることが出来たのも感動でした。私にとってはNO1のスーパースターです。

日本でもそしてアメリカでも愛された松井秀喜さんの性格、野球に対する情熱は素晴らしいものです。直接お会いした機会はありませんが、いつかお話するのが夢です。松井秀喜さんが大リーグに在籍していた間は、「アメリカ=松井を観に行く」ということも多かったのが印象的です。そのヤンキースで、現在はイチロー選手が活躍しておりますが、アメリカまでわざわざ観に行きたいスーパースターの出現が待たれます!松井秀喜さん、感動をありがとうございました。

写真は画像をクリックすると拡大されます。全て私自身で撮影したものです。

■ニューヨーク・ヤンキース(2003年~2009年在籍)
001002003004005006

■ロサンゼルス・エンゼルス(2010年在籍)
010011012013

■オークランド・アスレチックス(2011年在籍)
014015016017